●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若320
はい皆様ご機嫌麗しゅうっ！こちら東北は雪が積もり始め、いつもの厳冬が本格化してきましたよ。毎年の事とは言え、ほんと気が滅入ってくるタイミングです。

さてさて、今週は続きモノの後編なので…このまま本編にいっちゃいましょうそうしましょう。

パチンコ屋の玉補給システムに革命を起こした、エース電研の「タカラジマ」だったが、やはり弱点もいくつかあって…一番弱かったのは各シマにある玉タンクの内容量偏り。例えば端っこのシマの源さんが30000個出てそれをイスのまわりに積むと、その端っこのシマタンク内の玉が30000個減った分、他のシマから時間をかけてゆっくり補充されるワケだ。閉店間際になると各シマで交換ラッシュに入るので…そりゃあもう各シマタンクの中身はグッチャグチャになって、大量の交換はちゃんと確認して流す場所を選ばないといけない。

タンク満タンになっても尚流し続けると、完全フン詰まり状態に陥って、徐々にカウントが進むものの…

( ﾟДﾟ)手で数えた方が早いww

みたいな事になるのだ。

ででで、また説明パートが長くなったが、とある日の閉店間際に…モンスターハウスで約30000発出したオッサンが交換を要求。こういうタンクの事情があるので他のシマに流す旨を伝えると激昂！要は目の前のジェットに流さないのは計数カットする気だろう！って話をしてくる。

再度説明しても「インチキ！インチキ！」と仰るので、アナタの主張通りに目の前のジェットに全て流すが、詰まるからめっちゃ時間かかるよ！と伝えて流し始めた1箱目からいきなり動きが鈍くなり…思わずニヤけてしまうww

お客様の玉を一発たりとも雑に扱えないからねー♪丁寧に丁寧に玉流し作業を遂行。

1箱目を流し終えるのに2分くらいかかっただろうか。2箱目からはタンク容量オーバーレベルの満タンなので、さらに時間がかかる事になるんだけどねww

この男、もうルンルン気分である。あんだけ大見得を切ったオッサンが「ぁ…本当に詰まっちゃった…」と若干焦っている表情がキモティィィ！

さあ張り切って2箱目！3箱目！

流れないww絶望的に流れないwwなのにめっちゃ楽しい！

( ﾟДﾟ)ひゃっはぁーー！

閉店間際の事なので、他のお客さんは全員流し終わってPOSの列に並んでいる。

しかしこのオッサンはまだまだ時間かかる！うひょー！

本当は途中から別ジェットに分けても全然良いんだけど、そんな事してあげない♪とことん丁寧に流しましょう！他のジェットではインチキされるらしいからね！怖いよね！いぇい！

半分以上流し終わった時点で、もうカウンターに誰もいなくなり、文字通り店の中に客はこのオッサンのみ。閉店時間も過ぎてるから音楽も終了。オッサンにとっては超気まずいだろうが、残念！それはそのままボクの快感と等価交換だ。

ゆっくり丁寧に、一発もこぼさないよう流し続けること20分以上。やっと最後の箱になった時に、

( ﾟДﾟ)「あー…23:15を過ぎたらもうシステム的に景品交換できないんですよー」

と、かなり意地悪なウソを言ってみるとキョドりまくるオッサン。

この時23:13くらい。

( ﾟДﾟ)「時間かかっても良いからココに流せって言いましたもんね？」

と再度確認してニッコリ♪

オッサンとしては、現金収入8〜9万円くらいが消し飛ぶピンチ！そりゃー焦るよねー。

しかし誠に残念ではございますが、最後の箱を流してる最中に23:15に到達。

( ﾟДﾟ)「あー残念でした！」

(オ･ω･)「え？ぇ？これどうなるんや？」

どうなるのも何も、言葉通り景品交換不可能＝そのまま手ぶらで帰れって事だわww

ややや、本当にそこまで酷い事はしないよ？あくまで絶望を味わえと。

オッサンの方もあんだけ怒鳴って他のジェットに流すのを拒否した手前、強く出れない。

( ﾟДﾟ)「どうします？」

どうしますもクソもないんだがww

(オ･ω･)「ごめん……なんともならん？」

もぉーしょうがないなぁー

謝ったなら許してやろうじゃないか。

( ﾟДﾟ)「なんとかなるよー」

って事で、無事に景品交換。

ちょっと手間はかかったが、あんだけ横柄なオッサンが最終的にはこっちに感謝して帰るんだから、結果オーライ。って事にしとこう。

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