ダイナムジャパンHD決算は増収減益、遊技機償却費の増加や光熱費の高騰など営業経費が大きく増加

ダイナムジャパンホールディングスは5月25日、2023年3月期連結決算を発表。貸玉収入5,078億52百万円(前期比0.2%増)。営業収入1,172億6百万円(同11.5%増)、営業利益67億64百万円(同36.5%減)、当期利益17億98百万円(同63.9%減)の増収減益となった。

中核事業であるパチンコホール事業では営業収入は増収を確保した一方、利益については店舗におけるローコストオペレーションの推進や不採算店舗の閉鎖など収益力の確保に努めたものの、遊技機償却費の増加、光熱費の高騰など営業経費が大きく増加したことで減収となった。2023年3月31日時点の店舗数は429店舗(2022年3月末は433店舗)。

航空機リース事業では、新造機3機を購入した結果、保有機数は6機となった。

パチンコホール事業では、スマート遊技機の積極的な導入、店舗改装による既存店舗の競争力強化、M&Aなどによる営業店舗数の拡大を通じて、収益力の向上に取り組む。また航空機リース事業では、機体の購入に加えリース資産を自社で管理する体制に向けた人員を確保するなど、長期的な安定収益の拡大を目指していく、としている。

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