●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若286
はい皆様!今週もラジオ局のオッサンが東北からぱちんこ愛を叫ぶっ!謎のコラムのお時間でございますっ!
先週はスマスロ初体験で北斗の拳を打ってきまして、今週はスマパチを…と思ってたんですけど、
( ゚Д゚)そんな時間全くなかった!
そもそも今までのスロットってどう足掻いても、台へのメダル投入と箱(もしくはパーソナルジェット)への移動が人力だったので、大きく感覚が違うのは間違いない。
それに比べて、パチンコはパーソナルシステムとスマパチの打ち手から見た相違点って、実はあんまりないんだよねww 今までのパーソナルシステムでも、ほとんど玉を手で触ることなく遊べたもんね。
ま、スマパチは次の自由時間にでも触るとして…こういうパチンコにおける「新システム登場」って、ボクらの時代では何と言っても【CR機登場】のあのドタバタが1番衝撃的だったね!今回から何週かに渡って、その時の裏事情と現場の混乱を書かせてもらいましょうそうしましょう。
世間的に脱税イメージが強かったパチンコ業界への対抗策として、行政主導でほぼムリクリ導入され始めたシステムなのだが、イン(売上)はクリアに管理出来ても、結局アウト(景品交換金額)管理は前のままなんで、実は相当ザルだったのは有名な話。しかもスロットはずーーっと現金だったし。
実は表向きの脱税防止という大義名分より、オトナノジジョー的な政治力が働いており…関西のPANY・中部のJacky・関東のPAQYは、それぞれ住友商事や三井物産や三菱商事といった、日本経済界の中枢を担うメガ企業が発行元になって「絶対に偽造なんてされない技術!」を前面に押し出して普及にチカラを入れ、超絶濡れ手に粟まくりの凄まじい利益を目論んでいた。
が、ソッコー瞬殺で偽造されまくって…街中で謎の外国人が
(外・ω・)パチンコカードアルヨ
と、半額で売り出す始末。
当時のシステムって、同じカードの加盟店であれば…例えばマルハンで10000円カードを買い、半分使った後にダイナムに移動してそのまま使うことができたのだ。
え?そんな事が可能だったらダイナム大損じゃん!って思うでしょ?これが損しないように出来てたのよ。
各ホールのカード売上データは、カード使用額と共にカード会社に吸い上げ(これは誤魔化せない)られ、売上より使用額が多ければカード会社が補填してくれる。当然逆も然り。
偽造が起こらなければ誰も損しないシステムだが、知っての通りエグい偽造祭りフィーバーだったので、カードシステム利用料による本来の事業利益より偽造補填の額が大幅に上回り、その赤字額は年間600億円超えだった。
ちなみに…毎日閉店間際にスタッフ総出で偽造カードを使い、玉を借りまくってたホールも知ってたりする、うん。つまりそういう事だ。
( ゚Д゚)当時は営業マンだったから、よく手伝わされたのよ。
こうして、政治の匂いバリバリで日本の中核企業にボーナスステージさせる予定が頓挫して、各カード会社は身売りして空中分解ってのが初期のCRドタバタ劇。
( ゚Д゚)次回もつづく!
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。
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