岩手県遊協(工藤嘉理事長)は1月23日、「広告・宣伝等の健全化の徹底について~岩遊協における広告・宣伝に関する申し合わせの遵守について~」と題する文書を組合員ホールに発出。
岩手県遊協(工藤嘉理事長)は1月23日、「広告・宣伝等の健全化の徹底について~岩遊協における広告・宣伝に関する申し合わせの遵守について~」と題する文書を組合員ホールに発出。同県遊協がイベント開催などの広告宣伝を全面的に禁止しているにもかかわらず、県内ホールがイベント会社、ライター、YouTuberなどへ依頼し、事前告知を伴う広告宣伝をホームページやLINE、チラシなどで実施していると指摘。風適法が禁ずる「射幸心をあおるような内容、方法による広告宣伝」にも違反している現状に憂慮を示した。また、県警も状況を認識しており、県遊協に対して自主規制を順守するよう、強く指導することを求められたと明記。組合員全員が申し合わせ事項に真摯に取り組むことを要請している。同県遊協では、県警の指導をきっかけに、2004年に新台入替や新規オープンの広告宣伝期間の制限などを定めた自主規制を策定。2006年には、「岩遊協の申合せ(自主規制)事項について(通達)」を発出し、「広告宣伝は、新規出店や全面改装の開店日を挟んで2週間以内、新台入替は前日および当日のみ」「告知は、店名、開店時間、機種名のみ。機械や島、イメージガールの写真、映像は不可」とするなど、より厳しい内容に。また、出玉を想起させるイベントも、すべて禁止としている。