【コラム】調整ミスをやらかしたおもひで。(序章)/CRAナカムラ

●CRAナカムラのぱちんこ泰然自若269
はい皆様、年末年始もキッチリと休み無しでコラム入稿を頑張った変態紳士・CRAナカムラです。遠慮なく褒めてください。

もう正月期間も過ぎまして、各店やっとこさまともに打てる状況になってきましたね。

今年の暦で言うと、9日の祝日までガチ締めだった所も多いようですが…思い起こせば店長時代、全台アケたりシメたりしなきゃいけない日って、ほんと憂鬱なんですよww 調整できる人間が複数居れば手分けもできるんですけど、ボクは1人でやってる場合が多かったんで、まさにホールの端から端まで「終わるまで帰れまテン」となるワケです。

パチンコ200〜300台規模なら、ブツブツ言いながらもまだボチボチとやるんですけどね、500台規模を越えてくると…ゴールが遠すぎて、閉店後なかなかエンジンがかからない→物理的に開店時間に間に合わなくなりそう→ケツに火が点く→終盤はかなり適当でムリヤリ終わらせる→ドロのように眠るという、いつもの定番コンボになり…起きた頃には調整ミスの数々がホールコン上で問題視されていると。ここまでがワンセット。いやいや、1000円8回とか下ムラでしょうよww え?10000円で80回なの?ww

( ゚Д゚)逆に、なんでそこまで粘った?

と聞きたくなるような事もあったが、概ねこんな感じ。で、その日の閉店後の数値を見てやり直しってのを2〜3日続ける。

今はシメる時の話だけど、これって…逆も然りなんですよ。アケ返しの時も意味不明にアキ過ぎる時もあると。

何も考えずにホールのメイン入口側からやってると、最終の意識朦朧タイムをスロット側のバラエティーコーナーで迎えるのは、管理者あるあるだろう。セオリーとしてそういう配置が多いのは、打ち手の皆さんも分かるでしょ?

そしてそんなバラエティーコーナーにありがちなのが、ポツンポツンと設置された…モノ好きが打って普段は鉄壁貯金箱(引き出し不可)化している「役物機」と呼ばれる機種達。

うまい棒とか王将とか高須クリニックみたいな「準役物機」は少々アケ過ぎたところで大丈夫なんだが、最近では天龍(マルホン)や天下一閃(ダイイチ)やスーパーコンビ(SANKYO)のような、ガチなやつで調整をミスると1日中出っぱなしになるのが宿命。

意識朦朧タイムでそこをやるのは非常に危険なのは分かってるはずなのにね、なぜか毎回その失敗を繰り返す傾向だった。

リニューアルオープンする店舗の手伝いで呼ばれ、パチンコ400台に対して与えられた時間は一晩のみ。一晩で数十万の報酬なのでかなり割のいいバイトである。まぁ、機種ごとに想定された数値に調整するのはお手の物なのだが、バラエティーコーナーに関しては「適当に頼む♪」との事で、安請け合いしたはいいが…そのバラエティーコーナーには、天下一閃4500が4台と、天下一閃っぽいハネモノもどきが2台あったのだ。

こいつらが事件を巻き起こす事になる……

つづく

■プロフィール
CRAナカムラ
奈良・愛知・岐阜・広島で店長職を10年歴任。その後、大阪の某チェーン店で統括営業本部長職を経て独立。常に打ち手目線を持ちつつ…と言えば聞こえはいいが、この男自身パチンコするのが三度のメシより好きという重症患者。

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