パチンコ店の役職は3種類あった
パチンコ店は普通の店舗と同じく役職が存在する。私の働いていたパチンコ店は3種類の役職があった。平社員やアルバイトをまとめる班長、その上が主任、そして最上級が店長である。
まずは平社員からスタートして仕事を覚えてこなしながら出世していくのが。会社と同じである。
各役職ごとの仕事内容や責任は違うのだが、やはり下の役職は仕事が多くて大変である。平社員に毛が生えた良くやる正社員扱いなのでしんどい事この上ない。
社員になって普通に仕事をこなしていると班長への道が開ける事も
当時のパチンコ店は8割が正社員、残り2割が大学生のアルバイトといった構成だった。正社員にもいろんな人がいて全く出世に興味ないタイプ、出世してもっと給料が欲しい強欲タイプなどがいた。
当時のパチンコ店の手取り給料が24万ほどだったので普通に生活していれば何の不自由もなかった。しかも、家賃、光熱費、食事代は無料だったのも魅力だった。
そしていたって普通に無断欠勤もせず真面目に言われたことをこなしていると店長や主任の目に留まり「班長になってみないか？」とお声がかかる。出世するにはやはり上司の推薦がないと無理なのである。不真面目な社員が多い店であれば普通にしているだけでお声がかかる。
しかし、何十年と働いていて特にやらかしたわけではないのに全くお声のかからない社員も存在する。
その状態になってしまうとほぼ100％出世出来ないのでそのまま平社員で続けるか、違うパチンコ店に転職するかしかないのである。
班長、主任はとにかくしんどい
主任、班長になると勤務時間が平社員とは異なる。平社員の勤務時間は８時間で早番遅番の交代制。しかし、主任、班長は平社員に加えて勤務時間が３時間ほど増える。
連続勤務だといいが、午前中３時間夕方から８時間と1日拘束される。本当に自分の時間がなくて何もできない。店長補佐の役目なので平社員の仕事に加えて店長の仕事もしなくてはいけないので忙しくて仕方がない。
なので、早く店長になった方がいいのである。店長になると仕事を主任、班長に任せられるため拘束時間は長いががむしゃらに働くことはなくなる。ではどうすれば最速で店長になれるのか？
上司（オーナーや店長）に気に入られる事しか出世できない
私の働いていたパチンコ店は７店舗のチェーン店でしたが、オーナー一族がワンマン経営をしているので普通にしていたのでは出世はまず不可能。真面目かどうかは関係ない。
出世の早道はいかにオーナー一族に気に入られる事。仕事を頑張れば気に入られると思いきや、そうではない。いかにコミュニュケーションを取れるかどうかが重要である。
運良く私は社長の息子の営業部長に気に入られたためトントン拍子で店長になった。班長や主任はほとんど経験せずに店長になった。10年もいる社員を差し置いてである。
付き合い９割、仕事１割である。最速で店長になったのはいいが、社員の仕事をあまりしていなかったため仕事自体はできませんでしたけどね^^;
